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Netcommunity VG2300
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Netcommunity VG210
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使用概念図
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東日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本)と西日本電信電話株式会社(以下、NTT西日本)は、VoIPゲートウェイ装置「Netcommunity VGシリーズ」を11月14日より、順次販売開始すると発表した。今回発表された同シリーズの製品は、VoIPゲートウェイ「Netcommunity VG2300」と、VoIPアダプタ「Netcommunity VG400a」「同VG410i」「同VG210」の合計4機種。価格はそれぞれ1,550,000円、59,800円、59,800円、39,800円。
VG2300は、NTT東西が提供する大規模事業所向けIP電話サービス「法人向けIP電話サービス」用のSIP対応VoIPゲートウェイ。1台で23チャネル分のIP電話を一度に収容可能で、複数台を設置することでチャネル増も可能なため、法人向けIP電話サービスを有効に活用できるという。なお、同サービスを利用するためには、メトロイーサ(NTT東日本)やアーバンイーサ(NTT西日本)といった100Mbpsの帯域保証型サービスの契約が必要となる。
VG400a、VG400i、VG210の3機種は、BフレッツとフレッツADSLでIP電話を利用する場合に使用するSIP対応VoIPアダプタ。フレッツの契約以外にもISP契約が必要になるが、NTT東西側が現時点で対応を確認しているのは、NTT Comの「OCN.Phone Office」とNTT-MEの「XePhionコールPro プランS」の両サービスとのこと。VG400aはアナログ電話インターフェイス×4、VG400はBRIインターフェイス×2、VG210はアナログ電話インターフェイス×2とインターフェイスの数と種類が異なるが、それ以外の機能はほぼ共通。これらの機種を利用することで、ユーザーはIP電話の同時通話が可能になるという。
両社によれば、「これらの企業向けIP電話サービス対応機器のラインナップ充実によりお客様の通信システムやニーズに応じたIP電話環境の構築が可能となる」とのこと。
■ URL
東日本電信電話株式会社
http://www.ntt-east.co.jp/
西日本電信電話株式会社
http://www.ntt-west.co.jp/
プレスリリース(NTT西日本)
http://www.ntt-west.co.jp/news/0311/031113.html
( 石井 一志 )
2003/11/13 17:45
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