株式会社テンアートニは12月9日、Linuxアプライアンスサーバー「EasyNetBoxシリーズ」の第2弾として、ソラン株式会社と共同で、メール配信アプライアンス「Mail2u for EasyNetBox」を開発したと発表した。同製品は、株式会社大塚商会が総販売代理店となって12月15日より販売を開始し、大塚商会のサポートセンターである「トータルαサポート21」が保守サポートを行うとのこと。価格は1,136,000円から(保守費用は別途)。
Mail2u for EasyNetBoxは、Linuxベースのアプライアンスサーバーをベースとするオープンソースのメール、データベースシステムとして開発された製品。同製品で使用するソフトウェアには、Eジャパン協議会策定のメッセージングポリシーに準拠した、株式会社ベンチャーユニオンのE-mailマーケティング支援システム「Mail2u」を採用。サーバーはメール配信サーバーがインターネット側に設置されるほか、顧客データベースサーバーはセキュリティを確保するためにファイアウォール内に設置される。
テンアートニでは、EasyNetBoxの販売を主に中小規模の事業所向けに展開する予定としており、今後1年間で1億円の売上を見込んでいる。
■ URL
株式会社テンアートニ
http://www.10art-ni.co.jp/
プレスリリース
http://www.10art-ni.co.jp/news/press20031209.html
ソラン株式会社
http://www.sorun.co.jp/
トータルαサポート21
http://t-alpha.otsuka-shokai.co.jp/index.asp?direct=1
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( 石井 一志 )
2003/12/09 19:00
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