株式会社ルートレック・ネットワークスは12月11日、ネットワーク機器管理ソリューションの最新版「RouteMagic Controller Ver.3.5(以下、RMC Ver3.5)」シリーズとして「RMC-MP200」と「RMC-MP1200」の販売を開始したと発表した。
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RouteMagicシステム概要
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RouteMagicは、ルーターなどマルチベンダーのネットワーク機器やサーバーの一括管理ができるソリューション。管理対象機器のコンソールポートの監視や情報収集、リモートオペレーションを可能とするRMCと、そこから得られる情報の蓄積や管理、および複数のRMCを管理するアプリケーション「RouteMagic Server(RMS)」で構成される。
今回発表されたRMC Ver3.5は、新機能として管理対象のネットワーク機器やサーバーのログ・設定情報を定期的に取得し、RMC内部メモリへの保存が可能となった。また、同社の電源管理製品「RouteMagic Power Management」と連携し、機器のパワーマネジメントが可能となったほか、同社がこれまで提供してきた多機種対応のフィルタスクリプトをRMC内に標準搭載した。
RMC-MP200は、シリアル対応のRJ-45ポートを2ポート、10Base-T対応ポートを1ポート搭載する分散ネットワーク向けで、価格は78,000円。RMC-MP1200は、シリアル対応のRJ-45ポートを12ポート、D-Sub9ピンポートを2ポート、100Base-TX/10Base-T対応ポートを2ポート搭載する大規模ネットワーク向けで、価格は410,000円。
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RMC-MP200
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RMC-MP1200
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また同社は今回の発表に合わせ、複数のRMCへの同時コマンド発行や一括設定などの操作を、GUI環境で行うことができる運用ツール「RMC Commander」の無償提供を行う予定があることも公表している。
■ URL
株式会社ルートレック・ネットワークス
http://www.routrek.co.jp/
( 朝夷 剛士 )
2003/12/11 16:51
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