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センチュリー・システムズ、VPNブロードバンドルーターを出荷 |
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FutureNet XR-440は、FutureNet XR-350/DES、XR-360、XR-360/Proの後継機種で、発売中のXR-380の上位機種となる。スループットでPPPoE環境に最大約100Mbps、IPSec VPN接続での3DES暗号化通信時でも約40Mbpsとなっている。 インターネットVPNではX.509証明書を用いた環境構築が可能で、メイン側VPNパスの障害発生時にほかのゲートウェイにVPNトンネリングを切り替えるバックアップSA機能、ISDNでの回線バックアップ機能、ルータの多重化を行うVRRPへの対応のほか、CFカードへの設定情報保存などの機能を搭載している。 またパケットの受信側インターフェイスでの識別、TOS値の書換え、パケットのクラス分けの機能により、送信側でのキュー制御を行える帯域制御機能を搭載しており、VoIP利用時の音声パケット優先送出などにも対応する。さらにP2Pの利用を想定したUPnP機能も備える。このほかセキュリティ機能として、パケットフィルタリングやステートフルパケットインスペクション、ゲートウェイ認証、パケットログ保存、DoS攻撃やポートスキャンの検出といった機能を搭載している。 今後のファームアップでは、VLAN規格であるIEEE 802.1qにも対応する予定。 ■ ＵＲＬ センチュリー・システムズ株式会社 http://www.centurysys.co.jp/ ■ 関連記事 ・ センチュリーシステムズ、独立4ポートのネットワークインターフェイスを備えたルータを発表（2003/11/20） ・ センチュリー・システムズ、ショートパケット処理を重視したブロードバンドルータを発表（2003/10/10）
（ 岩崎 宰守 ）
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