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NEC、高速通信が可能なセンター向けVPNルータを発表 |
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IX3010は、VPN構築用途向けのセンター用IPルータで、IPv6も標準サポート。IPSec使用時のスループットは、ほかの同クラスの製品と比べ高速な100Mbps、接続可能拠点数は512と高い性能と拡張性を実現。同製品をセンター側に、すでに同社が販売しているアクセスルータ「IX1000/2000シリーズ」を各支店・拠点側に設置することで、インターネットVPNが経済的に構築できるという。また障害対策としては、電源の冗長化、VRRPによるルータ自体の冗長化をサポート。また6月には、回線障害時にISDN回線へ自動切り替えで通信を継続する「ISDN-PRI機能」を提供、より信頼性の高いネットワーク構築を可能にする。 また、優先制御と帯域制御などの「QoS機能」を搭載。音声パケットを優先して送受信することで、高品質・低遅延な音声通話を提供し、IP-VPNや広域Ethernetを活用した、音声・データ統合ネットワークを実現できるとしている。 NECでは、IX3010を含むUNIVERGE IXシリーズについて、今後3年間で7万台の販売を見込んでいる。 ■ ＵＲＬ 日本電気株式会社 http://www.nec.co.jp/ プレスリリース http://www.nec.co.jp/press/ja/0401/1401.html
（ 石井 一志 ）
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