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マクニカ、管理者不在のリモート環境向け無線LANアクセスポイントを発表


Airespace AP1200R
 株式会社マクニカは1月19日、米Airespaceのリモートオフィス向け無線LANアクセスポイント「Airespace AP1200R」を、3月初旬より販売開始すると発表した。価格は130,000円。

 Airespace AP1200Rは、IEEE 802.11a/b/gに対応した無線LANアクセスポイントで、すでに販売されている「Airespace AP1200」に、リモートオフィスでの使用を想定した機能を追加したもの。本社などの中央拠点に無線LANスイッチ「Airespace 4000/4100シリーズ」、管理ツール「ACS(Airespace Control System Software)」をインストールしたPCを用意し、専用線やADSLなどで遠隔地に設置されたAP1200Rと接続することで、セキュリティポリシーの配布などを行う。これにより、ホットスポットやテナントなどの管理者が不在の拠点でも、無線LANをセキュアに使用することができるという。

 また、ACSでは無線LANチャネルの割り当てや、出力調整、干渉検出、ロードバランスなどの電波管理を自動的に制御する機能も持っているが、管理に際して専門知識は不要とのこと。万一本社と拠点のネットワーク接続が絶たれた場合にはAP1200Rは単独で動作するため、拠点側のネットワーク利用には大きな影響を及ぼすことはない。

 セキュリティ機能はWEP(64/128/152bit)による暗号化のほか、セキュリティ規格のIEEE 802.1x、WPAに対応。有線側のインターフェイスは、PoE受電も可能な100Base-TX/10Base-Tポート×1となっている。



URL
  株式会社マクニカ
  http://www.macnica.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.macnica.co.jp/press/2004/0119.html
  製品情報
  http://www.networks.macnica.co.jp/airespace/airespace.html


( 石井 一志 )
2004/01/19 11:21

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