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SII、事業者向け広域Ethernetスイッチのラインアップを拡充
NS-6142-20(写真はNS-637×2を増設済み)
セイコーインスツルメンツ株式会社(以下、SII)は1月27日、広域Ethernetスイッチ「EXAtrax(エグザトラックス)シリーズ」のラインアップに、耐障害性の向上した「NS-6132-20」「NS-6142-20」を追加し、2月末より出荷開始すると発表した。価格は300万円から。
EXAtraxシリーズは、通信事業者が広域Ethernetサービスの局内装置として使用するスイッチ。NS-6132-20は100Base-TX/10Base-Tポート×30、NS-6142-20はGigabit Ethernetポート×2、100Base-TX/10Base-Tポート×10のネットワークインターフェイスを持つ。また両機種ともに、従来モデルでも冗長化されていた電源とファンのユニットに加え、回線を収容する拡張ボードもホットスワップに対応、稼働中に交換が可能となった。
加えて今回は、両機種専用のATM拡張ボード「NS-637」も同時に発表された。同製品ではATM回線を冗長化し、障害発生時には経路を主系統からバックアップ系統へと切替を行う「APS機能」をサポート。障害発生時におけるサービス継続性を強化したという。
SIIでは、両機種合計で初年度400台の販売を目標としている。
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URL
セイコーインスツルメンツ株式会社
http://www.sii.co.jp/
ニュースリリース
http://speed.sii.co.jp/pub/corp/pr/newsDetail.jsp?news=910
( 石井 一志 )
2004/01/27 15:52
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