AT&Tグローバル・サービス株式会社は1月29日、同社のユニバーサルVPNサービスのオプションとして、テレビ会議システムを提供すると発表した。同システムの受付は、同日より開始される。
ユニバーサルVPNサービスは、NTTコミュニケーションズの提供するMPLSを利用したIP VPN基幹網をベースに、運用管理サービスを付加したもの。今回提供されるサービスでは、このVPN網を利用し、遠隔地とのテレビ会議を可能にする。センター側の回線は1Mbpsから100Mbpsまで、各会議室側は128kbpsから2Mbpsまでの回線設定が可能なため、ユーザーは自社の回線環境に合わせた会議システムを構築できるという。また回線速度が192kbps以上の場合に、画面の4分割機能や、発言した拠点に映像が自動で切り替わる機能などが利用できる。
同システムのオプションサービスとしては、品質を保護するための優先制御機能や、ISDN相互接続機能、Web会議機能などが用意された。
費用は、同時接続数に応じたTV会議基本料金のほかに、センター側回線の帯域に応じた利用料金が必要。価格例としては、センター側の速度を384kbpsに設定し、ADSLを利用して3拠点を接続した場合、月額で233,800円より。
■ URL
AT&Tグローバル・サービス株式会社
http://www.attgns.co.jp/
プレスリリース
http://www.attgns.co.jp/press/pr_012904.htm
ユニバーサルVPNサービス
http://www.attgns.co.jp/service/uvpn.htm
( 石井 一志 )
2004/01/29 15:00
|