ケーブル・アンド・ワイヤレスIDC株式会社(以下、C&W IDC)は1月30日、企業内のネットワーク機器(CPE、Customer Premises Equipment)に対するモニタリング、レポーティングのサービス「CPEモニタリングサービス」「CPEレポーティングサービス」を、2月1日より開始すると発表した。価格は、どちらのサービスもCPEごとに6,000円/月から。
CPEモニタリングサービスは、企業内のネットワーク機器に対する死活監視、遅延監視などを24時間365日体制で実施するもの。メニューはユーザーのニーズにあわせて2つ用意された。スタンダードタイプでは企業の効率的なネットワーク運営に必要な監視機能の提供を、プレミアムタイプでは監視方法、障害対応などで企業顧客の要望に応じた対応を行う。CPEの故障が検知された場合は、ユーザーへの連絡だけでなく、機器ベンダーへの修理手配などのフォローも同社が行うという。
レポーティングサービスは、モニタリング対象機器のパフォーマンスを、常時Webで確認することを可能とするサービス。レポーティング対象は、CPEのトラフィック量と契約帯域に対する割合、CPU使用率、メモリ使用量の各項目。ユーザーは同サービスにより、ネットワーク機器の稼働状況を常に確認できるようになり、計画的にネットワークを構築することが可能になる。
また両サービスの利用によって、拠点間通信サービスでは回線終端装置までにとどまっていたサービス提供を、CPEに至るまでC&W IDCから受けることが可能になるため、故障検知時の問い合わせ窓口を同社に一本化でき、ネットワーク管理に関する負担軽減につながるという。
■ URL
ケーブル・アンド・ワイヤレスIDC株式会社
http://www.cw.com/jp/
プレスリリース
http://www.cw.com/JP/news_event/media_center/2004/01_30_2004_89.html
( 石井 一志 )
2004/01/30 14:23
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