グルーオン、IEEE 802.11a/b/gに対応した集中管理型無線LANシステムを販売

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グルーオン、IEEE 802.11a/b/gに対応した集中管理型無線LANシステムを販売

　グルーオン株式会社は2月2日、米Trapeze Networksと販売代理店契約を締結し、無線LANシステム「Trapeze Mobility System」の販売を開始した。

　Trapeze Mobility Systemは、センタースイッチとなる「Mobility Exchange」、アクセスポイントの「Mobility Point」、Mobility ExchangeとMobility Pointの管理ソフトの「RingMaster」、無線LANの導入、運用管理を支援する「Mobility System Software」の4つの製品で構成される。各Mobility Pointは、Mobility Exchangeを通じてRingMasterで一括して設定、管理が行える。


Mobility Exchange	Mobility Point

　Trapeze Mobility SystemはIEEE 802.11a/b/gにそれぞれ対応しており、無線LAN標準規格の「WiFi」を取得している。セキュリティ機能はIEEE 802.1x認証、およびWPAに対応し、登録されていないクライアントのアクセス制御や不正アクセスポイントの検出機能、VLAN機能などを備える。また、Mobility ExchangeとMobility PointはPoE（IEEE 802.3af）に対応し、LANケーブルを通じての電源供給が可能。

Mobility System Software

　Mobility System SoftwareはWindows 2000/XP、Linux、Solaris8/9上で動作するJavaアプリケーション。AutoCAD DXF、AutoCAD DWG、JPEG、GIFなどのファイルから建物の図面をインポートし、利用するユーザー数や割り当て帯域、建物の材質などのパラメータを加えると、Mobility ExchangeとMobility Pointの適切な配置場所を自動的に表示する。設置後は、ワンクリックですべてのMobility ExchangeとMobility Pointに設定が伝達することができる。さらに導入後は、稼動状況の監視、不正検出などを行うほか、ユーザーごとのロケーションの割り出し、トラフィックなどの統計情報のグラフ化して出力するなどの多様な機能を備える。

　システムの価格は165万円から。同社では今期100セットの売上を見込んでいる。

■ ＵＲＬ
　グルーオン株式会社
　 http://www.gluons.co.jp/
　ニュースリリース
　 http://www.gluons.co.jp/newsrelease/news_20040202.html

（朝夷剛士）
2004/02/03 15:08

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