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三菱マテリアル、「SoftEther」を活用したソリューションシステムを製品化


 三菱マテリアル株式会社は3月1日、フリーウェアとして配布されているVPN構築ソフトウェア「SoftEther」商用版の開発・製品化に向け、開発者の登 大遊氏と独占契約を締結したと発表した。

 今後はSoftEtherに、電子証明書による認証システムを導入するほか、ユーザー管理機能を追加、アクセス制御機構を強化することで、セキュリティと運用管理を向上させた「SoftEther CA」を開発、8月より販売する予定。

 またSoftEther CAとICタグを組み合わせて製造業、流通業での製品の製造や出荷・在庫の状況を一元管理し、データをPDAなどに配信も行えるSCMソリューション「M2S dataTube」を開発する。さらにSoftEther CAを活用した製品・サービスを順次投入していく。

 SoftEtherは、LANカードやハブをエミュレートすることで、異なるLAN間での仮想ネットワーク通信を可能とするソフトウェア。独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)の公募事業である平成15年度未踏ソフトウェア創造事業未踏ユース部門の支援を受けて開発された。

 なおSoftEtherの通常版は、引き続きフリーウェアとして開発・配布される。



URL
  三菱マテリアル株式会社
  http://www.mmc.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.mmc.co.jp/japanese/corporate/news/news20040301.html
  SoftEther.com
  http://www.softether.com/
  ニュース リリース
  http://www.softether.com/jp/news/040301.aspx
  関連記事:短期集中連載:SoftEther入門(INTERNET Watch)
  http://internet.watch.impress.co.jp/static/column/sether/2004/02/02/


( 岩崎 宰守 )
2004/03/01 12:44

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