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PFUなど3社、世界最高水準の処理能力を持つ10Gigabit Ethernetスイッチを発表
10Gigabit Ethernetレイヤ2スイッチ「XGシリーズ」
株式会社PFU、株式会社富士通研究所、フジツウ・ラボラトリーズ・オブ・アメリカ・インコーポレイテッドは3月8日、10Gigabit Ethernetレイヤ2スイッチ「XGシリーズ」を3社共同で開発したと発表した。同シリーズの第一弾としては、光インターフェイス8ポートを搭載した製品が6月より出荷開始となる予定で、その後2芯同軸(Twinax)の銅線を使用する10GBase-CX4対応タイプ、ポート数にバリエーションを持たせたタイプなどを順次発売する。価格は800万円から。
XGシリーズは、HPC分野やIDC・ISP・IXといった事業者を対象にした、2Uラックマウント型10Gigabit Ethernetスイッチ。富士通などが開発した新チップを使用することで、世界最高水準の240Gbpsのスループットと、従来のスイッチの数分の1から数十分の1に相当する、450ナノ秒の低遅延性能を実現したという。
また、IEEE 802.1Q準拠のタグVLANやIEEE 802.1Q/p準拠のQoS、ジャンボフレーム、電源・ファンの冗長化やホットプラグなどに対応するほか、今後提供が予定されている10GBase-CX4タイプでは、通常の15mまでの距離制限を超え、25mまでの距離で利用できるとのこと。
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URL
株式会社PFU
http://www.pfu.fujitsu.com/
株式会社富士通研究所
http://www.labs.fujitsu.com/
フジツウ・ラボラトリーズ・オブ・アメリカ・インコーポレイテッド
http://www.fujitsulabs.com/
プレスリリース
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2004/03/8-1.html
( 石井 一志 )
2004/03/08 16:54
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