ケーブル・アンド・ワイヤレスIDC株式会社(以下、C&W IDC)は、法人向けIP電話サービス「vIPフォン」の「ベーシック・タイプ」を4月1日より提供する。1回線あたりの料金は設定工事費が500円、月額基本料金が350円で、専用のVoIP TAはレンタルもしくは買い取りが可能。また通話料が別途必要となる。
vIPフォンは、同社独自のIPネットワーク上で提供する法人向けIP電話サービス。専用のVoIP TAを利用するため、既存のPBXや電話機をそのまま使用することが可能だ。
今回提供されるベーシック・タイプは、外線電話のみをIP電話化するサービスで、1拠点での利用者向けとなる。利用にあたっては同社の提供するインターネットアクセスサービス「ADSLパッケージ」「シェアコネクト100」「イーサビジネス」「イーサビジネス・メトロ」のうちいずれかの契約が必要となる。
通話料金は、固定電話向け3分8円の「標準プラン」と、同1分4円の「1分プラン」が用意されている。携帯電話との通話はそれぞれ30秒10円、1分19円となる。またPHS向けの1通話ごと10円+1分/10円、国際通話のアメリカ向け1分9円、イギリス向け1分20円の料金は共通となっている。加入者同士の通話は2004年11月より無料となる予定。
このほか外線電話と複数拠点間の内線電話をIP化する「アドバンスト・タイプ」、同社データセンター内にVoIPゲートウェイとサーバーを設置してPBXをアウトソースできる「セントレックス・タイプ」は6月より提供開始の予定となっている。
■ URL
ケーブル・アンド・ワイヤレスIDC株式会社
http://www.cw.com/JP/
プレスリリース
http://www.cw.com/JP/news_event/media_center/2004/03_25_2004_42.html
vIPフォン ベーシックタイプ
http://www.cw.com/JP/services/ip_phon/vip_phon/
( 岩崎 宰守 )
2004/03/25 13:44
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