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日商エレ、海外からのWebアプリケーションアクセスを高速化するサービスを開始


 日商エレクトロニクス株式会社は4月9日、米Netli(ネトリ)と提携し、海外からのWebアクセスを高速化するサービス「ネットライトニング」の提供を開始すると発表した。

 ネットライトニングサービスは、既存のWebシステム環境にアクセスポイント機能を持つサーバーを設置し、DNSの設定を変更するだけで海外からのWebアクセスにおいて国内からのアクセスとほぼ同じレスポンスタイムを実現する。キャッシュベースではなく独自技術の「Netliプロトコル」を用いてTCP/IPでの無駄を省くことで、通信そのものが高速化される。これにより動的に生成されるWebサイトやWebアプリケーションの高速化も可能。

 同社によると、同じWebサーバーへのアクセス時間が日本国内間で0.73秒かかる場合、ロンドンから日本には6.82秒かかるものが、0.96秒(約7分の1)になるとしている。また、同社が提供しているWebアプリケーション高速化ソフト「Apptimizer」を併用することで、J2EEや.NETで構築されたWebアプリケーションサーバー自体の応答速度を最大約90%短縮することができるという。

 同社によると米国や英国などの主要な国から利用でき、料金は月額80万円から100万円程度とのこと。また、コンサルティング・導入・サポートも併せて提供する予定で、2004年度に年間10社へのサービス提供、1億円の売上を目標としている。



URL
  日商エレクトロニクス株式会社
  http://www.nissho-ele.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.nissho-ele.co.jp/press/goods/2004/0404_Netli.htm


( 朝夷 剛士 )
2004/04/09 12:11

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