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NEC、きめ細かなQoSに対応したレイヤ2スイッチなどを発表


 日本電気株式会社(以下、NEC)は4月22日、スイッチ/ルータ製品群「QXシリーズ」のラインアップに、レイヤ2スイッチ「QX-S3050」と法人向けルータ「QX-R2810」「QX-R2811」を追加すると発表した。価格は、それぞれ310,000円から、126,000円から、181,000円から。出荷開始は3製品とも4月27日の予定。


QX-S3050 QX-R2810

 QX-S3050は、100Base-TX/10Base-Tポート×48を備えた、1Uサイズのレイヤ2スイッチングHUB。Gigabit Ethernetの拡張が可能なほか、スパニングツリーやIEEE 802.1Q準拠のタグVLANなどに対応する。また、送信元/送信先IPアドレスなどを利用したレイヤ3レベルの優先制御が行えるなど、きめ細かなQoS機能を持つのが特長で、IP電話やWeb会議などを利用するネットワーク構築に向いているという。

 QX-R2810/2811は、最大3基の100Base-TX/10Base-Tポートと、3基の拡張スロットを持つ、1Uサイズのルータ。回線インターフェイスとしては、BRI、PRIや同期/非同期のシリアルを備えているほか、IPsec VPNにも対応する。

 今回発表された製品では、NECのネットワークリモート監視サービス「ActWatch」と連携しネットワーク運用監視の効率化を実現できるほか、同社のネットワーク運用管理ソフト「WebSAM Netvisor」との連携では、スイッチ、ルータの端末ごとの管理が可能となり、きめ細かなネットワーク運用を行えるとのこと。

 NECでは、QXシリーズ全体で今後3年間に6万システムの販売を見込んでいる。



URL
  日本電気株式会社
  http://www.nec.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.nec.co.jp/press/ja/0404/2203.html


( 石井 一志 )
2004/04/22 19:38

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