日本電気システム建設株式会社は、米Inkra Networksの開発した「バーチャルサービススイッチInkra 1500」シリーズの高速モデル3機種を4月28日より発売する。
今回発売されるのは、従来モデル「1504GX」では2Gbps、「1518TX」では1Gbpsだったファイアウォール性能を、4Gbpsに向上した「1504GXH」、同2.4Gbpsの「1518TXH」、同3.6Gbpsの「1519TXH」の3機種。
価格はファイアウォールもしくはIDPのみの標準装備で、1504GXHと1519TXHが5,950,000円、1518TXHが4,950,000円。インターフェイスは1504GXHがGigabit Ethernet×4、1519TXHと1518TXHがGigabit Ethernet×2、Ethernet×16を備える。
Inkra 1500は、仮想化技術により、ファイアウォール、VPN、IDP、SSLアクセラレータ、負荷分散などの複数装置を1台の筐体に実装可能なセキュリティスイッチ。
同社ではInkra 1500を2台まで統合管理できるツール「Center Point JE」もあわせて発売した。価格は480,000円で、これまでの「Center Point LE」(管理対象10台)と比べ、70%以上の低価格となる。これにより同社では、高速モデルとの組み合わせで500万円台、従来モデルでは500万円以内での初期導入を実現したとしている。
■ URL
日本電気システム建設株式会社
http://www.nesic.co.jp
米Inkra Networks(日本語)
http://www.inkra.jp/
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