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インテル PRO/10GbE SR サーバ・アダプタ
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インテル株式会社は5月7日、サーバー向けの10Gigabit Ethernet(10GbE)アダプタ「インテル PRO/10GbE SR サーバ・アダプタ」を発表した。出荷は第2四半期が予定され、価格は549,800円(税別)。
インテル PRO/10GbE SR サーバ・アダプタは、マルチモード光ファイバに対応するXPAK光モジュールを採用したことで、同社従来製品と比べ約40%低価格化されているほか、300メートル以内の伝送距離であれば利用が可能となっている。またアダプタのサイズも小型で標準スロットに挿入できるため、サーバー密度の高い環境構築が可能とされている。
米Intel副社長兼ネットワーキング&ストレージ事業部長のハンス・ガイヤー氏は、「クライアントのGigabit Ethernet導入が急増し、トラフィックの増加にへのニーズが増すなかで、10GbEはより広い帯域を必要としているアプリケーションとスイッチの間のトラフィック統合に効果がある」と述べている。インテルでは本製品の発表により、企業内ネットワークへの10GbEの導入を加速したい考え。
インテルでは、特にシスコ Catalyst 6500 シリーズをはじめとしたスイッチ製品との相互接続性を確保するため、ネットワーク機器メーカーと協力しており、今後はシングルモード光ファイバに対応する「インテル PRO/10GbE LR サーバ・アダプタ」を2004年後半に発表する予定。
■ URL
インテル株式会社
http://www.intel.co.jp/
プレスリリース
http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press2004/040507.htm
( 岩崎 宰守 )
2004/05/07 13:58
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