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日立電線、同社の認証スイッチに対応したログ解析ソフトを発売


 日立電線株式会社は、同社の認証スイッチ「Apresia」で採取されるアクセスログの解析ソフト「NALogManager」を、Apresiaと合わせて6月8日より発売を開始する。

 今回発売されるNALogManagerは、これまで専門技術が必要だったApresiaのログ解析を行うためのソフトウェア。NALogManagerでは、「誰が」、「どの端末で」、「どのApresia(スイッチ)から」、「Apresia(スイッチ)のどのポートを使って」、「どのIPアドレスで」、「何時から」、「何時まで」社内ネットワークにアクセスしていたかを特定することができる。そのほか、登録されていない端末で接続した場合や認証失敗による「なりすまし」の可能性を、管理者に通知する機能を搭載している。

 NALogManagerは複数台のApresiaに対応しており、既存のL2スイッチをApresiaに交換することで導入が可能。同社では、既設のネットワーク構成を変更する必要がないことと、Apresia一台で300クライアントのアクセス制御が可能なことを挙げ、導入コストを軽減できるとしている。

 ライセンスの形態は、解析対象のApresiaの台数により、20台/40台/無制限の3ライセンスが用意される予定。価格はオープンプライスだが、20台までのライセンスの場合50万円以下で提供する予定とのこと。同社では、NALogManagerとApresiaを組み合わせて拡販し、Apresia全体の売上高を2004年度で30億円程度とする見込み。



URL
  日立電線株式会社
  http://www.hitachi-cable.co.jp/
  NALogManager
  http://www.apresia.jp/solution/nalogmanager/index.htm


( 福浦 一広 )
2004/06/08 10:04

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