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最大100Mbpsの光無線LANと5GbpsのWDM装置、アライドテレシスから発売
CentreCOM WP101
アライドテレシス株式会社は6月14日、最長100mを最大100Mbpsで通信できる光無線LAN「CentreCOM WP101(以下、WP101)」の出荷を開始、また最長110kmを最大5Gbpsで通信できるWDM伝送装置「CentreCOM WD1002(以下、WD1002)」の受注を6月11日より開始したと発表した。
WP101は、赤外線直接輝度変調方式を用いた光無線LAN装置。一般の無線LANで利用されている電波方式と比較してほかの機器から発生する電波との干渉がなく、傍受されにくいのが特徴。筐体がコンパクトな防雨設計のため屋内・屋外どちらにも設置可能で、公道や川などで隔てられた建物間でも使用できるほか、対向機や自機に接続したネットワークの異常を検出する機能も備える。また、利用される赤外線は発光ダイオードに分類され、人体に障害を与えない設計となっている。
価格は1台あたり29万円(税別)。
CentreCOM WD1002
WD1002は、ローカルポートとなるGBICスロットを2個と電源ユニットを搭載した本体、リモートポートモジュール、SNMPマネージメントモジュール、マネージメント用スタックモジュール、冗長電源などで構成し、組み合わせにより企業間通信からメトロアクセスエリア、広域Ethernetなどの構築まで対応するWDM伝送装置。
リモートポートは、1心光ファイバーで双方向通信を行い、モジュールの選択により80km、110kmの長距離通信が可能。また、カスケード接続に対応したリモートポートモジュールを使って最大4chのGigabit Ethernetを多重化することができ、さらに同モジュールを使用して、WD1002のリモートポート同士、ローカルポート同士を交互に接続していくことで、最大10台、最長570kmの長距離通信も可能(ローカルポートに1000BASE-LX使用時)。
また、SNMPマネージメントモジュール、マネージメント用スタックモジュールを使用することで最大4台までのWD1002を1台のWDM装置として管理することができる。
本体の価格は、19万8000円(税別)。
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URL
アライドテレシス株式会社
http://www.allied-telesis.co.jp/
ニュースリリース(CentreCOM WP101)
http://www.allied-telesis.co.jp/info/news/2004/nr040614.html
ニュースリリース(CentreCOM WD1002)
http://www.allied-telesis.co.jp/info/news/2004/nr040614_2.html
( 朝夷 剛士 )
2004/06/14 18:52
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