NetIQ株式会社は、ファイアウォール/VPN/プロキシ用ログ解析ツールの新バージョン「NetIQ Security Reporting Center Ver2.1」を7月1日より出荷する。価格は597,000円からで、同社では初年度5,000ライセンス以上の販売を目標とする。
NetIQ Security Reporting Centerは、ネットワークトラフィックのログからインターネットアクセス情報を分析し、帯域幅の利用状況、ファイアウォール管理、 VPNアクセスを含む社内外からのWeb、メール、FTP、Telnetなどの利用状況をレポートするソフトウェア。
新バージョンとなるVer2.1では、ファイアウォール/VPN/プロキシ設定の追加から、解析・レポーティングの実行、レポートの表示までを実行できる新UI「エクスプレスインタフェース」を採用した。ヘルプシステムも一新され、「ユーザガイド」、「ファイアウォール構成ガイド」へのオンラインアクセス、また全文検索が可能になった。
このほかジョブ状況のリアルタイム表示や作成レポートの自動表示を行うオートリフレッシュ機能、レポートのフォントや色、背景、バナー画像の変更といったカスタマイズ機能が追加された。レポートの出力では、従来からのWord、HTMLに加え、Excel、CSV、PDFにも新たに対応した。さらにログ解析モジュールのメモリ消費も削減された。
また対応ファイアウォールとして「Clavister Firewall」、「Juniper Networks NetScreen Secure Access family」 が追加されている。対応OSはWindows 2000/XP/Server 2003、Solaris 8/9。
■ URL
NetIQ株式会社
http://www.netiq.co.jp/
プレスリリース
http://www.netiq.co.jp/press/pr20040701.htm
NetIQ Security Reporting
http://www.netiq.co.jp/products/webtrends/webtrends_firre.htm
( 岩崎 宰守 )
2004/07/01 16:33
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