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キヤノン、映像監視目的にも対応する多目的IPネットワークカメラ


VB-C50i
 キヤノン株式会社は、ネットワークカメラ「VB-C50i」と、同製品の天井装着型「VB-C50iR」を7月20日に発売する。価格はともに198,000円(税別)。

 今回発表された両製品は、IPネットワークを通じてカラー映像を配信できるネットワークカメラで、2002年より提供されてきた「VB-C10」「VB-C10R」の後継製品。640×480ピクセルの画質で30フレーム/秒の映像を配信可能なことに加え、クラス最高水準という光学26倍ズームレンズや、パン・チルト機能を搭載している。また、ネットワークやモニタの環境にあわせて、異なったサイズの映像を同時に配信するマルチストリーム機能を新たに備えた。

 さらに、被写体の動きを検知して自動追尾する機能や、カメラの向き・ズーム倍率を20件まで登録し、一定の間隔で画面に映し出す「プリセット巡回機能」も持ち、映像監視目的での利用にも対応。オプションのマルチターミナル「VB-EX50」との併用によって、音声の送受信も行える。

 加えて、通常撮影時には補助光なしでも最低1ルクスの照度までカラー撮影が行えるほか、内蔵の赤外線ライトを使用して0ルクスでの撮影を可能にする「ナイトモード」を搭載するなど、低照度での撮影が可能となった。なおナイトモードでの撮影時には、配信映像は白黒となる。



URL
  キヤノン株式会社
  http://canon.jp/
  ニュースリリース
  http://cweb.canon.jp/newsrelease/2004-07/pr-vbc50i.html


( 石井 一志 )
2004/07/14 17:56

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