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沖電気、IPテレフォニーサーバーの試験構築・体験用スターターキットを発売


 沖電気工業株式会社は、IPテレフォニーサーバーの試験構築・体験用として「IP CONVERGENCE Server SS9100 スタータキット」を7月29日より発売する。価格は245万円で、これにより同社では、IP CONVERGENCE Server SS9100の拡販を図りたい考え。

 IP CONVERGENCE Server SS9100は、大規模IP-PBX機能と基幹業務アプリケーションを連携させ、業務プロセスを効率化する製品として2月に発売された。この環境を、部門間プロジェクトや、部門内で試験的に体験できるように必要な機能をパッケージ化したのが、今回発売のスタータキットになる。

 スタータキットは、SS9100本体、PBXなどの既存電話回線との接続用ゲートウェイ「BV1270SIP」、IP電話機「MKT-IP-10DS」×2、SIPソフトウェアフォン20ライセンスなどがセットになっており、ソフトウェアアップデートと機器の追加のみで、本格的なシステムへ移行できる。

 またプレゼンスとアプリケーション共有の機能を備えることから、同社では移動や出張の多い部門や、他部門間にわたるプロジェクト内でのコミュニケーションに最適としている。

 このほかアナログ/デジタル内線やISDNなどを収容可能な遠隔回線収容装置であるIP-LTU、高品位の音声通信を実現するIP多機能電話機「e音IPフォン」といった各種オプションも用意されている。



URL
  沖電気工業株式会社
  http://www.oki.com/jp/
  プレスリリース
  http://www.oki.com/jp/Home/JIS/New/OKI-News/2004/07/z04045.html

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( 岩崎 宰守 )
2004/07/27 16:56

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