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沖電気、企業内IPセントレックス用の小拠点向け構内PHS基地局と専用PHS端末


構内PHS基地局「UF7200IP」(右)と構内専用PHS端末「UM7588」
 沖電気工業株式会社は、企業内IPセントレックス環境で利用できるIP対応構内PHS基地局「UF7200IP」を8月26日より、これに対応する構内専用PHS端末「UM7588」を9月30日より出荷する。価格はUF7200IPが157,500円、UM7588はオープンで、同社では今後1年間で基地局10,000台、PHS端末50,000台の販売を目標とする。

 通信コストを削減するため、主要拠点にIP-PBXを設置し、地方などの小拠点にはIP-PBXによってIPネットワーク経由でコントロールできるIP内線電話端末などを配備したIPセントレックスシステムの導入を検討する企業が増加している。

 沖電気では、同社が発売している大容量IP-PBX「DISCOVERY01」や、大規模IP-PBX機能にアプリケーションサーバーの機能を統合したIPテレフォニーサーバー「IP CONVERGENCE Server SS9100」で構築したIPセントレックスシステムにおいて、IPネットワーク経由で遠隔ユニットなしに直接構内PHS基地局を収容でき、低コストで導入できる消去天武家の構内PHSシステムとしてIP対応構内PHS基地局と対応PHS端末を発売することで、こうしたニーズに対応するとしている。

 UF7200IPは、G.711無圧縮モードのほか、G.729、G.723の音声圧縮方式に対応する構内PHS基地局。IEEE 802.3afに準拠した給電のほか、沖独自方式とローカル給電方式の3つに対応し、省スペース形状とあわせて柔軟な設置が行える。またIPネットワーク接続機能を有しながら、従来型の構内PHS基地局と同じくPHS同時3通話も可能となっている。

 UM7588は、幅44mm×奥行23×高さ119mmで、重量82gのストレートタイプの構内専用PHS端末。連続通話時間は約5時間、連続待ち受け時間は約500時間で、3つのダイヤル登録ボタンも装備している。



URL
  沖電気工業株式会社
  http://www.oki.com/jp/
  プレスリリース
  http://www.oki.com/jp/Home/JIS/New/OKI-News/2004/08/z04061.html

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( 岩崎 宰守 )
2004/08/26 13:22

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