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ヤマハ、音声/映像通信を意識した企業向けVPNルータ |
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RTX1500は、企業向けに開発されたVPNルータで、現行製品のRTX1000とRTX2000の間を補完する役割を持つ。従来製品同様、IPv4/v6がともに利用可能なほか、IPsec VPNに対応しており、DES/3DES/AESの暗号化をハードウェア処理することで、ワイヤスピードのVPN通信を実現した。 また、IP電話やテレビ会議などで利用されることの多いショートパケットでは、ルーティング性能が低下すると一般に言われているが、同製品では片方向のみならず双方向でのショートパケットのスループット性能を強化。RTX1000と比べて3倍の性能向上を実現したという。 加えて今回は、独自のQoSアルゴリズム「Dynamic Traffic Control」と、QoS専用のCPUを搭載した。これによってRTX1500では、データ量に応じて動的に帯域をコントロールできるため、ブロードバンド環境下でリアルタイム性が要求される音声系、映像系データや基幹系データを一般の情報系データから保護可能とのこと。 インターフェイスは、100Base-TX/10Base-Tポート×2と、100Base-TX/10Base-T対応の4ポートスイッチングHUB×1を持ち、独立した3セグメントを運用できる。このため同製品では、外部へサーバー公開する環境などで、セキュリティ上有効なDMZ空間を、標準で設定可能という。さらに、BRIポートも2基備えており、ISDNやフレームリレー、デジタル専用線にも対応する。 ■ ＵＲＬ ヤマハ株式会社 http://www.yamaha.co.jp/ ニュースリリース http://www.yamaha.co.jp/news/2004/04090101.html ヤマハRTシリーズルータ http://www.rtpro.yamaha.co.jp/
（ 石井 一志 ）
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