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Microsoft Producerに対応した社内向けストリーミング配信システムの新版


iPushSERVE Video Station Version 2.0によるビデオ配信の画面イメージ
 株式会社PFUは、社内向けビデオコンテンツのストリーミング配信を行うソフトウェア「iPushSERVE Video Station Version 2.0」(以下、Video Station Ver 2.0)を、9月7日より販売開始する。同ソフトの基本パッケージの価格は、80万円(税別)。

 Video Stationは、企業内でビデオコンテンツをストリーミング配信するためのソフトウェア。ストリーミング配信用のビデオコンテンツや公開用Webページの作成から、実際の配信、視聴結果を分析するためのアンケート実施までを、トータルでカバーできる。また、ネットワークへの負荷をおさえるための分散配信システムが利用可能なことも特徴で、同ソフトでは各拠点の配信用サーバーへ事前にデータを配布する仕組みを備えており、利用開始後に利用者からアクセスがあった場合は、最適な拠点へ割り振ることができる。

 今回のVideo Station Ver 2.0では、新たに「iPushSERVE Video Station スライド連携オプション」(50万円、税別)が用意された。同オプションはMicrosoft Producerコンテンツを管理・公開するためのもので、PowerPoint資料とビデオ映像を同期させたコンテンツを配信できるようになるため、社員教育などで利用する際に、より正確な情報の配信が行えるという。さらに、運用管理機能の強化、Windows Media 9コーデックへの対応なども新たに行われている。

 同製品は、動画データを制作する「Creator」とビデオ配信を担当する「Manager」からなり、それぞれWindows XP/2000 Professional、Windows Server 2003/2000 ServerとWindows Media Serverに対応する。視聴する側のPCでは、Windows Media Player 7.1/IE 5.5以降が必要。

 また分散配信システムを利用する場合は、「iPushSERVE Video Station 分散管理オプション」をセンター側に、「iPushSERVE Video Station 分散Agentライセンス」を拠点側に導入する必要がある。価格はそれぞれ70万円(税別)、10万円/拠点(同)。



URL
  株式会社PFU
  http://www.pfu.fujitsu.com/
  プレスリリース
  http://www.pfu.fujitsu.com/topics/new040907.html


( 石井 一志 )
2004/09/07 11:44

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