西日本電信電話株式会社(以下、NTT西)は、Bフレッツなどのブロードバンド回線を利用したTV会議システムのパッケージ製品「TV会議パッケージ」を9月9日より提供すると発表した。
同パッケージは、テレビ会議システムを構築するために必要なBフレッツなどのブロードバンド回線、専用ソフトウェア、ネットワーク機器、周辺機器、および設計・工事・保守までをオールインワンでパッケージ化したもの。提供形態により、「PCタイプ」と「ASPタイプ」の2種類が用意されている。
PCタイプは、企業や自治体のセンター側にテレビ会議用サーバーを設置し、クライアントPCに専用ソフトウェアをインストールすることで、多地点テレビ会議を実現するもの。同時に最大100クライアントのアクセスが可能で、そのほか資料の共有、ホワイトボード、チャット、メッセンジャー機能などが利用できる。
ASPタイプは、ネットワーク側でテレビ会議サービスを提供するもの。同時に最大5クライアントのアクセスが可能で、NTT東西が提供するBフレッツ提供エリア内ならどこでも利用できる。なお、ASPタイプは、NTTレゾナント株式会社が開発し、NTTスマートコネクト株式会社が提供するTV会議サービス「WarpVision」を利用して提供される。
価格は、PCタイプが初期費用65万円から(専用ソフトとサーバー・カメラ・ヘッドセットなどの機器、工事費を含む)。ASPタイプが1端末あたり初期費用6万円から(端末・カメラ・マイクなどの設定費、接続試験を含む)、月額費用はASPサービスの利用料15,750円/ID、利用料7,875円/契約。
■ URL
西日本電信電話株式会社
http://www.ntt-west.co.jp/
ニュースリリース
http://www.ntt-west.co.jp/news/0409/040907b.html
( 福浦 一広 )
2004/09/08 11:58
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