ノーテルネットワークス株式会社は9月8日、スイッチ製品群「BayStackシリーズ」の新製品として、アジア市場向けに開発された中小規模ネットワーク向けレイヤ2スイッチ3機種、「BayStack 425-48T/325-24T/325-24G」を発表した。
新製品3機種は、中小企業や大企業の支店でのネットワークの構築に適したコスト効率の高いレイヤ2スイッチ。低価格でコンパクトな筐体ながら、IEEE 802.1x(EAP)、SSHv2、SNMPv3、RADIUS、VLANの割当、MACアドレスフィルタリングなどのセキュリティ機能を備える。
またIGMP(Internet Group Management Protocol)トラフィックをリアルタイムにモニタリングし、不要なトラフィックの流入を防ぐIGMPスヌーピング機能により、効率的なマルチキャストを実現している。なおいずれの製品も、複数のポートを束ねて最大800Mbps(100Baseインターフェイス使用時)の高帯域接続を実現するノーテルの独自技術MultiLink Trunking(MLT)に対応している。
BayStack 425-48Tはスタッカブル型のレイヤ2スイッチ。1台あたり10/100Base×48、SFP GBIC×2もしくは10/100/1000Base×2を搭載するほか、最大8台積み重ね可能で、その場合には2つあるGBICの片方が利用できないため、SFP GBIC×8、また10/100Base×384の構成が可能となる。最大転送能力は10.1Mppsで、VLANでは最大255セグメントを仮想的に割り当てられる。価格は197,000円で、9月中旬より出荷される。
BayStack 325-24Gは、10/100Base×24に加え、10/100/1000Base×2を備えたレイヤ2スイッチ。最大転送能力は6.6Mpps。VLANでの割当数は最大32。価格は94,000円で8月より出荷されている
BayStack 325-24Tは、10/100Base×24を備えるレイヤ2スイッチ。最大転送能力は3.6Mpps。価格は87,000円で8月より出荷されている。
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BayStack 425-48T
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BayStack 325-24T
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BayStack 325-24G
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■ URL
ノーテルネットワークス株式会社
http://www.nortelnetworks.com/corporate/global/asia/japan/
ニュースリリース
http://www.nortelnetworks.com/corporate/global/asia/japan/news/09_08_04_baystack_jp.html
( 岩崎 宰守 )
2004/09/08 19:16
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