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NEC、PoEと3方式のQoS機能を備えたレイヤ2スイッチ


UNIVERGE QX-S3026C-PW
 日本電気株式会社(以下、NEC)は9月28日、3方式のQoSに対応したレイヤ2スイッチ「UNIVERGE QX-S3026C-PW」、ならびにレイヤ2スイッチ「UNIVERGE QX-S2008」「同 QX-S2017」「同 QX-S2026」の4製品を発表した。最小構成価格はそれぞれ、22万8000円(税別)、3万9800円(同)、7万2000円(同)、9万5000円(同)。

 QX-S3026C-PWは24ポートの100Base-TX/10Base-Tインターフェイスを備えたスイッチで、IEEE 802.3af準拠のPoE給電機能を持ち、無線LANアクセスポイントやIP電話機などに電力を供給できる。

 またIP電話をはじめ、音声や映像を扱う上で重要になるQoS機能も、PQ(Priority Queuing)やWFQ(Weighted Fair Queuing)、CAR(Committed Access Rate)といった各方式に対応。送信元/送信先MACアドレスやIPアドレス、TCP/UDPのポート番号などを利用してきめ細かい帯域制御が実現できるとのことで、NECでは「IP電話や無線LANなどを利用するネットワークに最適」としている。

 さらに、障害発生時にネットワーク経路を切り替えるためのRSTP、MSTPをサポートしているほか、NECのネットワーク運用管理ソフト「WebSAM NetvisorPro」との連携も行え、信頼性の高いネットワークを効率的に構築可能とのこと。

 このほか、IEEE 802.1QやポートベースのVLAN、IEEE 802.1x認証などの機能も備えている。スイッチングファブリックは8.8Gbps、処理能力は6.55Mpps。

 一方のQX-S2008/S2017/S2026は、8/16/24ポートの100Base-TX/10Base-Tインターフェイスを備えたスイッチ。QX-S2008を除く2製品は、それに加えて1ポートの100Base-FXインターフェイスを拡張できる。

 これらは、PQ、WRRの両QoS機能や、IEEE 802.1Q/ポートベースのVLAN、RSTPなどをサポートしており、スイッチングファブリックはそれぞれ1.6Gbps、3.4Gbps、5.2Gbps。



URL
  日本電気株式会社
  http://www.nec.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.nec.co.jp/press/ja/0409/2801.html


( 石井 一志 )
2004/09/28 15:47

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