|
SIPプロトコルコンバータ「NT-SG」
|
株式会社日立コミュニケーションテクノロジーは、企業内VoIPネットワークにIP電話の「050」サービスを接続して、外線通信費を削減するSIPプロトコルコンバータ「NT-SG」を10月1日より発売、10月29日より出荷する。価格は1,564,500円。同社では年間1000台の販売を目標とする。
NT-SGは、IPテレフォニーサーバー「IPTOWER-SPシリーズ」や、の呼制御手順を、IP電話「050」サービスの呼制御手順に変換して相互接続を可能とするSIPプロトコルコンバータ。企業内VoIP網のIP電話端末からの音声(RTP)パケットをIPマスカレードにより変換することで、IP電話サービス側のグローバルアドレスを1つにできる。これにより企業内からの外線発信をすべてIP電話サービス経由にし、通信費を削減できる。
またIPアドレス管理機能により、SIP対応VoIPゲートウェイ「NTシリーズ」のみで構成されるVoIP網でもIP電話サービスへの接続が可能となっている。
このほか発信者番号をIP電話サービスから受信して通知したり、企業内VoIP網からの発信の際には、番号変換による番号の付加・削除を編集できる。またSNMPを用いたネットワーク管理にも対応している。
インターフェイスは、Centrex側、LAN側に10BASE-T/100BASE-TXを1ポートずつ、保守用としても1ポートを備える。なお今回提供されるのは96チャネルの製品で、32チャネル/64チャネルの各タイプは、2005年2月以降に出荷の予定。
■ URL
株式会社日立コミュニケーションテクノロジー
http://www.hitachi-com.co.jp/
( 岩崎 宰守 )
2004/09/29 16:19
|