Enterprise Watch
最新ニュース

沖電気、VoIP連携アプリケーションサーバーを搭載したアプライアンス


 沖電気工業株式会社は、VoIPと業務アプリケーションを連携する情報通信融合アプライアンスサーバー「IP CONVERGENCE Server AS8700」を10月12日より出荷する。価格は1000ユーザーの標準モデルが1068万円。同社では今後3年間で300セットの販売を目標とする。

 AS8700は、沖電気が米BEA Systemsとの提携により発売したJ2EEサーバーとSIP APサーバの統合製品「SipAs on WebLogic」の組込用機能限定版「Embedded Edition」と、情報通信融合アプリケーション群「Adaptive Communication」を搭載した2Uラックマウントサイズのアプライアンスサーバー。IPテレフォニーサーバー「IP CONVERGENCE Server SS9100」と連携し、通信と業務アプリケーションを連携することでビジネスプロセスを効率化する。

 Adaptive Communicationは、TV会議、アプリケーション共有、ファイル交換などの各種コラボレーション機能を備えたソフトフォン 「Com@WILL」、SS9100の電話機と連携するWebブラウザベースのIPコミュニケーションアプリケーション「Presence View」、業務アプリケーションのWebクライアントにコミュニケーション用フレームを付加できるWebアプリケーション「Contact Capture」の3つで構成される。

 これによりプレゼンス情報の表示や、着信前に重要・緊急といった発信者の意思を伝達できる「用件表示機能」などをWebアプリケーションに容易に追加できる。



URL
  沖電気工業株式会社
  http://www.oki.com/jp/
  プレスリリース
  http://www.oki.com/jp/Home/JIS/New/OKI-News/2004/10/z04080.html

関連記事
  ・ 沖電気、業務アプリとIP-PBXを連携するIPテレフォニーサーバーがJavaに対応(2004/08/30)
  ・ 沖電気、IPテレフォニーサーバーの試験構築・体験用スターターキットを発売(2004/07/27)
  ・ 沖電気と米BEA、SIP搭載J2EEアプリサーバーを共同提供(2004/06/16)
  ・ 沖電気、基幹業務と連携可能な.NETベースのIPテレフォニーサーバーを販売(2004/02/04)


( 岩崎 宰守 )
2004/10/12 12:36

Enterprise Watch ホームページ
Copyright (c) 2004 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.