KVHテレコム株式会社は、リモートバックアップサービス「Remote Vault」を10月15日より開始すると発表した。同サービスは、同社が提供しているマネージドストレージサービスの1メニューとして提供される。
Remote Vaultは、企業内のクライアントPCのデータを、インターネット経由でデータセンターにバックアップするサービス。対象となるクライアントPCにエージェントソフトをインストールし、同社のデータセンター内に設置されるバックアップサーバーと接続することで、ファイルのバックアップ・リストアを実施する。
バックアップソフトには、米Connectedの「Connected DataProtector/PC」を採用。同製品が備えている、エージェントが変更差分のみを自動でサーバーへ転送する機能、すでにバックアップされているものと同一のファイルはサーバーへ転送しない「SendOnce」機能、圧縮してファイルを転送・保存する機能などを利用して、効率的なバックアップを行えるという。
またセキュリティ面では、パスワード認証と128ビットのAES暗号化機能によって、転送・保存時のデータを保護するとのこと。
■ URL
KVHテレコム株式会社
http://www.kvh.co.jp/
プレスリリース
http://www.kvh.co.jp/ja/news/pres0403.html
( 石井 一志 )
2004/10/15 16:47
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