日本テレコム株式会社は、セキュリティポリシーに適合するクライアントPCだけを社内LANに接続可能にするサービス「SecureLANs 検疫ネットワークソリューション」を、同社のネットワークサービス利用者向けに11月1日より提供する。
SecureLANs 検疫ネットワークソリューションは、日本テレコムのデータセンター内に設置された認証検疫ポリシー管理サーバーにより、ネットワークに接続されたPCのID・パスワード、OSのパッチ適用状況やアンチウイルスソフトのパターンファイルをチェックし、セキュリティポリシーに適合しないPCを隔離する。そして別途設置されたアップデートサーバーにより、隔離PCに対してOSアップデートやウイルスチェックソフトのパターンファイルの更新を行う仕組み。
拠点ごとの設置のほか、ネットワークセグメントごとにアクセス管理機器を設置することで、クライアントPCごとの検疫・認証をさらに強化できるという。
料金はセンター側サーバー利用料が月額28万円から、拠点側機器が月額3万円からとなるが、端末数や拠点側機器の設置方法により異なる。10拠点程度、1,000端末の構成では初期工事費用約200万円、月額費用約100万円程度となる。
なお今回のサービスは日本テレコムのセキュリティ対策ソリューション「SecureLANs」の第1弾に位置づけられており、株式会社ソリトンシステムズと提携して提供される。
■ URL
日本テレコム株式会社
http://www.japan-telecom.co.jp/
ニュースリリース
http://www.japan-telecom.co.jp/newsrelease/2004/oct/nr041018a/nr_fs.html
SecureLANs 検疫ネットワークソリューション
http://www.japan-telecom.co.jp/business/managedplus/securelans/
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2004/10/18 19:06
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