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ネットワーク上のトラフィックを視覚化して確認できる監視装置


管理者用の画面。アプリケーションごとに色分けされて表示されるため、特定の時間帯の占有状況などが視覚的に把握できる
 沖電気工業株式会社は11月9日、ネットワークのトラフィックを監視する「異常トラフィック監視システム」を発表した。

 異常トラフィック監視システムは、トラフィックの状況を監視するプローブ装置と、プローブ装置を管理するマネージャ装置から構成されたネットワークトラフィック監視用のシステム。既存ネットワークにそのまま設置でき、トラフィックの状況はWebブラウザ上で監視できるのが特長となっている。

 トラフィックの状況は、アプリケーション別に色分けされてグラフ化される。また、グラフの特定箇所を指定することで、その時間帯でネットワーク上に流れていたパケットなどの情報を確認することも可能。これにより、特定のユーザーによってネットワークに負荷がかかっているかどうかといったことを監視することが可能となっている。

 また、異常トラフィック検出機能を使うことで、ネットワーク感染型ワームの感染活動を検出することもできる。アクション機能を併用することで、ネットワークの異常を検出すると同時にネットワークを遮断し、ワームの拡散を防止することも可能。

 価格は、プローブ装置スタンダードモデルが105万円から、プローブ装置ハイエンドモデルが315万円から。両モデル共通のマネージャ装置が315万円から。なお、マネージャ装置は最大8台までのプローブ装置の管理が可能。

 なお、同システムは、11月11日・12日に東京・虎ノ門の同社ショールームで開催される「OKI情報通信融合ソリューションフェア2004」にて出展される。



URL
  沖電気工業株式会社
  http://www.oki.com/jp/
  プレスリリース
  http://www.oki.com/jp/Home/JIS/New/OKI-News/2004/11/z04093.html
  OKI情報通信融合ソリューションフェア2004
  http://www.oki.com/jp/Home/JIS/event/fair2004/


( 福浦 一広 )
2004/11/09 17:46

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