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Matrix X8(右)と同X16(左)
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エンテラシス・ネットワークス株式会社(以下、エンテラシス)は11月9日、コアルータ「Matrix Xシリーズ」を発表した。これは、既存モデル「X-Peditionシリーズ」の後継として発売される製品で、ラインアップには、Matrix X8/X16の両モデルが用意されている。価格は1423万円(税別)より。
Matrix X8/X16はそれぞれ8/16スロットを備えているモジュラー型のルータ。Gigabit Ethernet(GbE)と10GbEの両インターフェイスモジュールが提供され、単一のラックでは最大1536ポートのGbE、もしくは最大128ポートの10GbEインターフェイスを搭載できるという。
また、最大2.5Tビットまでのスイッチングキャパシティを備えるほか、バーチャル出力キューイングアーキテクチャによって、システム全体で8,000を超えるキューをサポート。ネットワークがセキュリティ脅威に直面した場合でも、高いレベルのQoSを提供できるとのこと。さらに、単一障害点を持たないハードウェア設計、エンテラシス独自のソフトウェアリカバリメカニズムによって、高い可用性を確保している。
同社では、2年間で300システムの販売を目標としている。
■ URL
エンテラシス・ネットワークス株式会社
http://www.enterasys.com/jp/
( 石井 一志 )
2004/11/09 19:10
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