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日本IBM、IP電話とビジネスアプリの連携を実現するフレームワーク


IBM IPコミュニケーションフレームワーク概要図
 日本アイ・ビー・エム株式会社は11月29日、IPコミュニケーションのアーキテクチャ「IBM IPコミュニケーションフレームワーク」(以下、IPcフレームワーク)を開発したと発表した。IPcフレームワークは、同社のSIの中核として提供される。

 IPcフレームワークは、IP-PBXなどのIP電話のインフラとグループウェアやCRMなどのビジネスアプリケーションを連携するためのソフトウェアのアーキテクチャ、およびそのアーキテクチャに基づき提供される開発プラットフォーム。

 IPcフレームワークは、仕様が異なるIP電話のインフラストラクチャを接続するためのコネクタ機能と、CRMやSCM等のさまざまなビジネスアプリケーションへのインターフェイス機能、およびその開発プラットフォームを提供。これらにより、多様なユーザー環境とニーズに柔軟に対応することが可能になるという。また、IPcフレームワークはJ2EEで構築されているため、Domino ServerおよびWebSphere Application Serverにおいて拡張が容易であるとともに、オープンなアプリケーションの開発が可能なのが特長。

 IPcフレームワークが提供する基本機能は、在席確認(プレゼンス)との連携とLotus Dominoアプリケーション連携。今後、電話のステータス表示などのプレゼンスの拡張や、電話基本機能の補完といった機能拡張や、ユーザー環境へのカスタマイズ、業務システムとの連携などの拡張機能の提供を予定している。



URL
  日本アイ・ビー・エム株式会社
  http://www.ibm.com/jp/
  プレスリリース
  http://www-6.ibm.com/jp/NewsDB.nsf/2004/11292


( 福浦 一広 )
2004/11/29 13:58

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