パナソニック ネットワークサービシズ株式会社が運営するISP「hi-ho(ハイホー)」は、中国での利用に特化した法人向けモバイルデータ通信サービス「hi-ho Net China」を2月1日より開始する。
hi-ho Net Chinaは、中国で利用可能なCDMAデータ通信カード(CDMA 1xRTT 方式、最大153.6Kbps)を用いることで、中国31省200都市内の通信可能圏内においてモバイル通信を定額料金にて利用できるサービス。なお、中国以外の世界150カ国でもダイヤルアップ接続(従量制料金)が可能。
現在中国国内でのサービスは省ごとに通信キャリアとの契約が必要で、省をまたがる利用はローミング費用が別途発生する。これに対しhi-ho Net Chinaは、省をまたいでもシームレスにインターネットを利用することができる。
また利用する専用クライントソフトは、接続時の電話番号検索が不要で、自動的にアクセスする。さらに接続IDとパスワードが暗号化されるため、通常のダイアルアップ接続よりセキュリティが強化されているほか、VPNの利用や、Windows Updateチェック、ウイルス対策ソフトのパターンファイルチェックなども行い、更新されていない場合はインターネットに接続できないようにするなどのカスタマイズも可能。
料金はデータ通信カードの買取型(39,000円)とレンタル型があり、それぞれ1年契約の一括払いと月払いプランが用意される。買取型・一括払いプランで、105,480 円(1カ月当たり8,790 円)。
■ URL
hi-hoのWebサイト
http://home.hi-ho.ne.jp/
プレスリリース
http://home.hi-ho.ne.jp/news_release/2005/0126.html
( 朝夷 剛士 )
2005/01/26 19:23
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