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沖電気、FOMA/無線LANデュアル端末を収納可能なテレフォニーサーバー
沖電気工業株式会社(以下、沖電気)は2月17日、IPテレフォニーサーバーの新版「IP CONVERGENCE Server SS9100 リリース3」(以下、SS9100 R3)を発表した。価格は、1000ユーザーモデルで4500万円から。3月1日より、販売と出荷を開始する。
SS9100は、IP-PBX環境を実現可能なWindowsベースのテレフォニーサーバー。IPテレフォニーと業務アプリケーションをシームレスに連携させることで、ビジネスプロセスの効率化を達成できるという。
今回のSS9100 R3では、企業内におけるIPセントレックス機能と、携帯電話端末を内線電話機として用いるモバイルセントレックス機能を強化した。まずIPセントレックス機能に関しては、既存の電話公衆網回線や内線電話端末を収容できる「IP遠隔ユニット」のラインアップを拡充。従来の128回線収容製品に加え、192回線、48回線の収容に対応した2製品を新たに用意した。
また従来版のモバイルセントレックス機能では、SIP対応モバイルIP電話端末を利用できたが、今回はFOMAと無線LANのデュアル端末「N900iL」も、モバイルセントレックス端末として使えるようになった。これによって、事業所内ではIP内線電話、事業所外ではFOMA端末、というように、事業所内外を問わず1台の端末でコミュニケーションが行えるようになったという。1つのSS9100 R3サーバーでは、最大1500台のN900iLを収容できる。
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URL
沖電気工業株式会社
http://www.oki.com/jp/
プレスリリース
http://www.oki.com/jp/Home/JIS/New/OKI-News/2005/02/z04140.html
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( 石井 一志 )
2005/02/17 18:26
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