日本ヒューレット・パッカード株式会社(以下、日本HP)は、10Gigabit Ethernet(GbE)対応レイヤ3スイッチ「ProCurve Switch 6400clシリーズ」と、同シリーズ用のアクセサリを、3月1日より販売開始する。本体の価格は91万3500円より。
同シリーズは、10GbEに対応するスタッカブルスイッチ。全2モデルがラインアップされており、そのうちProCurve Switch 6400clは、10GBASE-CX4インターフェイスを6ポート備えるほか、2ポートの10GbEモジュールを追加できる。日本HPでは、ワイヤリングクローゼット、大容量データを扱い多くの帯域幅を必要とするシステム、近距離クラスタシステムなどでの使用を想定しているという。
一方、ProCurve Switch 6410clは、「トランシーバスロット」を6基持つスイッチで、同スロットには必要に応じて、銅線、光ファイバーの10GbEトランシーバモジュールを装着可能。またこちらもProCurve Switch 6400clと同様の拡張スロットを備えており、最大8ポートまで10GbEポートを拡張できる。
なお、同シリーズ用のアクセサリ、拡張スロット用のモジュールは、すでに提供されている「ProCurve Switch 3400clシリーズ」と共通で使用可能とのことだが、今回は新たに10GBASE-SR用のトランシーバと、銅線・光ファイバーの変換コンバータも提供を開始する。
■ URL
日本ヒューレット・パッカード株式会社
http://www.hp.com/jp/
プレスリリース
http://www1.jpn.hp.com/info/newsroom/pr/fy2005/fy05-057.html
■ 関連記事
・ 日本HP、銅線タイプの10GbEに対応したラック型レイヤ3スイッチ(2004/11/04)
( 石井 一志 )
2005/02/28 11:47
|