 |
 |
|
|
| 最新ニュース |
|
|
|
|
|
|
||||||||||||
|
||||||||||||
|
||||||||||||
|
NTT Com、データを“バケツリレー式”に中継する無線LANソリューション |
||||||||||||
|
||||||||||||
|
|
||||||||||||
|
||||||||||||
|
||||||||||||
|
||||||||||||
|
||||||||||||
マルチホップ型通信とは、無線端末同士の直接通信だけでなく、ほかの端末を経由した通信を併用することによって、広域無線通信を可能にする方式。NTT Comのソリューションに採用された米Tropos Neteroksの無線LAN機器では、無線LAN基地局同士をメッシュ状に電波で接続し、データを“バケツリレー式”に中継する構造を採用して、マルチホップ型無線LANネットワークを構築するという。 この方式のメリットは、すべての無線LAN基地局に対してバックボーン回線を接続する必要がないため、配線工事が大幅に緩和されること、複数の転送経路が確保できるため通信の断絶がおきにくいこと、などがある。 またNTT Comはこの第1弾として、山口県の米海兵隊岩国航空基地に対して、ワイヤレスインターネットサービスを提供する。同基地ではADSLサービス用ノード装置の設置や光ファイバーの敷設が困難であったが、マルチホップ型の無線LAN装置を利用することにより、住居内だけでなく、基地内の主要地域に対して高速なサービスを提供できるという。なお、無線LANの方式はIEEE 802.11b/gに準拠し、2005年第2四半期のサービス開始を予定している。 ■ ＵＲＬ エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 http://www.ntt.com/ ニュースリリース http://www.ntt.com/release/2005NEWS/0003/0309.html
（ 石井 一志 ）
|
