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ビデオ会議システムを搭載した1Uサイズのアプライアンスサーバー


ビジュアルコミュニケーションボックス「VCB1000シリーズ」
 株式会社アールネットコミュニケーションは3月14日、H.323/T.120準拠の他地点接続機能を装備したビデオ会議ユニット「ビジュアルコミュニケーションボックス」2シリーズを発表した。「VCB1000シリーズ」は3月14日から、上位機種の「VCB2000シリーズ」は4月中旬から販売を開始する。

 VCB1000シリーズおよびVCB2000シリーズは、トーメンサイバービジネス株式会社のビデオ会議システムソフト「Visual Nexus」を1Uサイズのアプライアンスサーバーにした製品。インストール作業を自社で行う手間が省けるのが特長となっている。音声・動画像の通信には、標準規格のH.323プロトコルに対応。別売の専用PCソフトウェア(Visual Nexus Endpoint)の利用により、ハードウェア端末とPC端末を混在させて使うことも可能となっている。

 上位機種のVCB2000シリーズでは、H.323トンネリング技術により、NAT、ファイアウォール経由での接続が簡単に行える。そのほか暗号化機能の搭載も予定されている。

 価格は、VCB1000シリーズの5拠点接続モデルが149万8000円、10拠点接続モデルが229万8000円。VCB2000シリーズの5拠点接続モデルが229万8000円、10拠点接続モデルが369万8000円。同社では、初年度合計100セットの販売を目指すとしている。



URL
  株式会社アールネットコミュニケーション
  http://www.r-netcom.co.jp/
  ニュースリリース(PDF)
  http://www.r-netcom.co.jp/press/20050314rel_vcbox.pdf


( 福浦 一広 )
2005/03/14 15:39

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