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NECネクサ、サーバーやネットワークの問題点を報告するサービス


 NECネクサソリューションズ株式会社は3月24日、ユーザーのサーバーやネットワーク機器のセキュリティに関わる脆弱性を検出し、状況・対処法を報告するサービス「セキュリティあんしん点検サービス」を提供すると発表した。

 セキュリティあんしん点検サービスは、ユーザー企業の社外からインターネット経由でサーバーやネットワーク機器のセキュリティ上の問題点を検知する「リモート診断」と、ユーザー企業の社内からイントラネット内にあるサーバーやネットワーク機器のセキュリティ上の問題点を検知する「ローカル診断」から構成される。

 対象機器は、Windows系サーバー、UNIX/Linux系サーバー、ルータ、スイッチ。DCOM、DNS、FTP、LDAP、TCP、IP、RPC、NetBIOS、SNMP、HTTPなどの脆弱性を診断する。そのほか、脆弱なアカウント設定やパスワード、ネットワーク盗聴ソフト、バックドアプログラム、脆弱なプログラム、利用していないサービス、ルータの脆弱性、ファイアウォールの脆弱性などを検出する。これらの診断結果は、問題事項、影響度、対処法を記した診断レポートとして提供される。

 価格は、リモート診断が1IPアドレスにつき18,000円、ローカル診断が1IPアドレスにつき34,000円。そのほか、診断場所への訪問にかかる経費などが別途必要。同社では、3年間で500ユーザー、3億円(関連売上含む)の売上を目標としている。



URL
  NECネクサソリューションズ株式会社
  http://www.nec-nexs.com/
  プレスリリース
  http://www.nec-nexs.com/news/press2005/0324.html


( 福浦 一広 )
2005/03/24 19:00

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