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米カスピアン、小型で低消費電力なフローステートルータのエントリモデル


 米Caspian Networks(以下、Caspian)は3月31日、フローステートルータのエントリーモデル「A50」を発表した。

 フローステートルータとは、連続した通信を1つの仮想的な流れとして制御できるインテリジェントルータ。今回発売されるA50は、6Uサイズの筐体に10Gigabit Ethernet対応インターフェイスカードを最大4枚収納できる、エントリーモデルに位置付けられる。スイッチング容量は最大50Gbpsまで対応でき、上位製品「A120」の基本機能はすべて提供されるという。またラインカード、プロセッサカードといった各モジュールは従来の「A120」と共通で利用可能なため、A120にアップグレードの必要が生じた際にも、すべてを買い替える必要はない。

 CaspianではA50を提供する理由に関して「A120と同じ機能を持ちながら、小型で低消費電力なエントリーモデルへの要望があったため」と説明。コロケーションやデータセンターにおけるスペースや電力に価格費用を削減しながら、フローステートルータの機能を利用したいと考えている、xSPや通信事業者に対して販売を行う考え。



URL
  米Caspian Networks
  http://www.caspian.com/

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( 石井 一志 )
2005/03/31 14:47

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