セキュリティフライデー株式会社は、アクセスログ収集システム「VISUACT-G システム」を、4月15日より販売開始すると発表した。同システムは、「VISUACT-G/-DC/-R」の各ソフトからなり、それぞれIAサーバーなどにインストールして使用する。
VISUACT-G システムでは、Active Directory環境で運用されている複数のファイルサーバーへのアクセスログをまとめて収集できるほか、ドメインコントローラへのアクセスログ取得も行える。このうち、ファイルサーバーへのアクセスログ記録をVISUACT-Gが、ドメインコントローラーへのアクセスログ記録をVISUACT-DCがそれぞれ担当し、それらのログをVISUACT-Rが自動で統合する。
運用にあたっては、VISUACT-G、VISUACT-DCはスイッチのミラーポートに接続する形態を取るため、既存のサーバーやクライアントにソフトを入れ込む必要はない。また、ファイルサーバーはWindowsだけでなく、SMB/CIFSを利用するすべてに対応。パケットの1/1000程度の実用的なサイズでログを記録できるほか、Gigabit Ethernetのような高速ネットワークでも運用できるとのこと。
価格は、VISUACT-Gが250万円から、VISUACT-DCが19万8000円、VISUACT-Rが100万円。セキュリティフライデーでは、初年度30セット、1億円の販売を目標としている。
■ URL
セキュリティフライデー株式会社
http://www.securityfriday.com/jp/
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( 石井 一志 )
2005/04/14 16:02
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