日本アルカテル株式会社は5月23日、ボックス型レイヤ3スイッチ「OmniSwitch 6800」のラインアップに、廉価版の「同 Lシリーズ」を追加すると発表した。
OmniSwitch 6800 Lシリーズは、OmniSwitch 6800の下位版として提供されるレイヤ3スイッチ。24ポート版の「OS6800-24L」と、48ポート版の「OS6800-48L」が用意されており、4基の1000BASE-T/MiniGBICコンボポートと、スタック用の10Gigabit Ethernetポート、20基ないし44基の100BASE-TX/10BASE-Tポートを備える。
またこれらのうち100BASE-TX/10BASE-Tポートは、ライセンスキーを購入して制限を解除することによって、簡単に1000BASE-T対応ポートへアップグレード可能という。
認証機能は、従来のOmniSwitch 6800シリーズと同様、1ポートで複数ユーザーの認証が行え、かつユーザーごとに異なるVLANへ振り分け可能な「マルチVLAN」機能に対応している。
価格は、OS6800-24Lが75万円から、OS6800-48Lが120万円から。日本アルカテルでは、初年度10億円の売り上げを目標としている。
■ URL
日本アルカテル株式会社
http://www.alcatel.co.jp/
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( 石井 一志 )
2005/05/23 17:55
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