アラクサラネットワークス株式会社は、通信事業者向けミッドレンジルータ「AX7700Rシリーズ」の「AX7702R」と、企業・公共向けの「AX2000Rシリーズ」3製品を、5月31日より発売する。
AX7702Rは、同社のハイエンドルータ「AX7800Rシリーズ」の基本機能を搭載しつつ、「業界最小クラス」(同社)という2.3Uの筐体サイズ、価格を従来比約1/2とした通信事業者向けミッドレンジルータ。スイッチング容量は48Gbit/sで、対応インターフェイスは、10GBase-X(XFP)、1000Base-X(SFP/GBIC)、10/100/1000Base-T、POS(OC-192c、OC-48c)などをサポート。インターフェイスボードはAX7800Rシリーズと共通化されている。
また、新たに1000Base-X(SFP)×4ポート+10/100/1000Base-T×8ポートのミックスメディアインターフェイスをサポートしており、種別の異なる回線の収容が可能。価格は1039万5000円からで、10月1日より出荷開始予定。
AX2000Rシリーズは、1Uサイズの筐体で「世界最高クラス」(同社)という約1Mパケット/秒のフォワーディング速度をもつ企業・公共向けミッドレンジルーター。IPv6ルーティングやマルチキャスト、QoSなどの機能を搭載する。対応インターフェイスは、高速デジタル回線(基本、1次群)、専用回線(V.24、V.35、X.21)、ISDN(基本、1次群)、フレームリレー、ATM25Mbit/s、ATM OC-3(150Mbit/s)、10/100Base-T、1000Base-SX/LX/LH(GBIC)。
製品は、スロット×1・スイッチング容量2Gbit/sの「AX2001R(78万7500円から)」、スロット×2・スイッチング容量4Gbit/sの「AX2002R(109万2000円から)」、フルルート収容が可能な「AX2002RX(201万6000円から)」の3製品がラインアップされる。
■ URL
アラクサラネットワークス株式会社
http://www.alaxala.com/jp/
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( 朝夷 剛士 )
2005/05/30 12:59
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