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ソフトフォンシステムの画面イメージ(アドレス帳)
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日本コムシス株式会社は6月14日、SIP対応IP電話ソリューション「comsip」の機能を拡張すると発表した。具体的には、7月からソフトフォンの機能を、8月からはモバイルセントレックス、テレビ会議の機能を拡充する。
comsipは、SIP対応のIP電話ソリューション。ソフトスイッチ方式を採用し、市販のIAサーバーをベースにSIPサーバーを構築することなどから、低価格でシステムを構築できる点が特徴という。またオープンに設計されているため、電話、サーバーなどの機器の選択肢も広く用意されている。
今回はこのcomsipに、ソフトフォンシステムなど3種の機能を新たに追加する。comsipのソフトフォン機能は、話したい相手の在席状況を確認できるプレゼンス機能を備えるほか、グループウェアやMicrosoft Officeとの連携に対応。グループウェアの電話帳から電話をかけたり、PowerPoint、Excelに登録されている問い合わせ先番号をクリックして通話を開始したり、といった使い方ができる。
モバイルセントレックスでは、NTTドコモのFOMA/無線LANデュアル携帯電話「N900iL」をサポート。保留・転送などの基本電話機能、N900iLと連動したプレゼンス機能などが利用可能という。
テレビ会議システムでは、最大12名を画面表示させながら会議を行える機能と、4名まで参加可能な簡易版テレビ会議の機能が提供される予定で、両テレビ会議機能とも、ホワイトボードの共有や、ファイルの同時閲覧、メンバー同士のチャットなどをサポートしていくとのこと。
■ URL
日本コムシス株式会社
http://www.comsys.co.jp/
comsip
http://www.comsys.co.jp/corporation/network/ip/
( 石井 一志 )
2005/06/14 13:36
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