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ユーザーによるカスタマイズに対応した、エージェントレス監視ツール |
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株式会社コムスクエアは6月15日、サーバーやネットワークを監視するツール「PATROLCLARICE」を開発したと発表した。同製品はすでに、株式会社日立ハイテクノロジーズを通じて販売が開始されている。価格は9万8000円/年から。 PATROLCLARICEは、サーバーやネットワーク機器の障害監視を行えるソフト。トラフィック監視だけでなく、脆弱性の確認、Web改ざんの監視・復旧といった機能も備える。製品は、「内部ポート監視」「ログインユーザー監視」などの内部監視モジュール20種と、「DNS監視」「PING監視」などの外部監視モジュール16種から構成されており、監視サーバー側にエージェントを入れない「エージェントレス」で運用を行えるという。 加えて、監視対象のPC内でユーザーが設定したコマンドを実行し、その結果を監視する「カスタマイズ監視」機能を搭載。既存製品ではできなかった監視が可能になるほか、監視にかかるコストを削減できるとのこと。 管理サーバーの対応OSはRed Hat系のLinux。監視可能なサーバーのOSはモジュールごとに異なるが、例えば「Winサービス監視」モジュールはWindows Server 2003/2000 Serverに、「ログインユーザー監視」モジュールはLinux、Solaris、AIX、FreeBSDに対応する。 ■ ＵＲＬ 株式会社コムスクエア http://www.comsq.com/ PATROLCLARICE http://patrolclarice.jp/
（ 石井 一志 ）
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