株式会社ディアイティは7月7日、通常のデータだけでなく、VoIP特有のパラメータも解析可能なプロトコル解析ソフト「OmniPeek Voice」を、7月31日より販売開始すると発表した。価格は234万円(税別、初年度アップデート費用を含む)。
OmniPeekシリーズは、米WildPacketsが開発したプロトコル解析ソフト。すでに、有線/無線LANやWANの解析に対応した製品が提供されているが、音声とデータが混在するネットワークにおいて、これらのトラフィックを素早く切り分けて原因を特定するための製品を求める声が強いことから、今回はVoIPの解析も行えるOmniPeek Voiceを発売するという。
同製品では、従来製品が備えている機能に加え、ジッタ(ゆらぎ)、遅延、MOS値といったVoIP特有のパラメータ解析に対応。また、国内の音声品質評価で利用される「R値」の表示も行える。またこれまでの製品同様、リモートサイトの測定を行う「Omni DNX Engine」と組み合わせると、統合型のネットワーク解析システムへも拡張可能とのこと。
対応OSは、Windows XP/2000。ディアイティでは、初年度30ライセンスの販売を見込む。
■ URL
株式会社ディアイティ
http://www.dit.co.jp/
ニュースリリース
http://www.dit.co.jp/news/2005/2005_0707.html
( 石井 一志 )
2005/07/07 18:30
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