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アライドテレシス、検疫ネットワーク構築向けRADIUSサーバー


 アライドテレシス株式会社は7月11日、IEEE 802.1X認証を用いた検疫ネットワーク構築向けRADIUSサーバー「CentreNET SwimRadius Ver.1.0(以下、SwimRadius)」を発表した。同社のログ管理ツール、およびリモートメンテナンスソフトウェアとをパッケージングした「SwimSuite S パック」として同日より発売する。

 SwimRadiusは、IEEE 802.1XのDynamicVLANに対応した検疫認証サーバーで、認証、許可、アカウンティングの機能が搭載される。認証スイッチは、現在のところ「CentreCOM 8724SL」による対応が進められており、近日中に対応ファームウェアをリリースし、認証ネットワークの構築が可能になるという。

 SwimRadiusでは、RADIUSクライアントとそのポート、および利用者端末のMACアドレス、ユーザーIDの認証関係をポリシーとして定義し、認証を求めてきたPC上でウイルスチェックソフトが動作しているかを確認し、認証の判断を行う。

 また、SwimSuite S Packに同梱されているログ管理ツール「CentreNET SwimLogReporter」により、Syslogによるアカウンティングやログイン情報の解析を行い、リモートメンテナンスソフト「CentreNET SwimAdminCentral」で、ネットワーク機器のコンフィギュレーション情報の設定や機器からのVLAN情報の管理が可能となっている。

 価格は、SwimSuite S パックが30万円、SwimRadiusの追加ライセンスは100デバイスあたり20万円。

 また同社は、ネットワーク管理ソフト「CentreNET SwimManager」をアップデートし、ネットワーク管理用プロトコル「SNMPv3」に対応したと発表した。バージョンアップ価格は7万円。



URL
  アライドテレシス株式会社
  http://www.allied-telesis.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.allied-telesis.co.jp/info/news/2005/nr050711.html


( 朝夷 剛士 )
2005/07/11 18:48

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