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マイクロソフト、企業向けIMクライアント「Office Communicator 2005」 |
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マイクロソフト株式会社は9月1日、企業向けIM（インスタントメッセージング）ソフトの新版「Microsoft Office Communicator 2005 日本語版」（以下、Communicator 2005）を提供開始すると発表した。「Microsoft Office Live Communications Server 2005」（以下、LCS 2005）のクライアントアプリケーションとして位置付けられる製品で、Windows Messenger 5.1の後継製品にあたる。 Communicator 2005は、チャット機能やWeb会議へのアクセス機能などを備えた企業向けのIMソフト。今回の新版では、在席確認を行うプレゼンス機能が拡張され、Outlookの予定表と連携することで、在席状態の自動的な変更や、次回会議の開催可能時期や不在情報、離席情報といった情報を提供できるようになった。 またPBXのリモートコール制御を行える機能も搭載しており、従来型の電話や電話会議、Web会議などが利用できるようになったほか、Office Systemとの統合が強化され、Outlook、SharePoint Portal Serverなどのアプリケーションから、プレゼンス情報やリアルタイムコミュニケーション機能を使用できるとのこと。 Communicator 2005はLCS 2005のユーザーに対して無料で提供されるが、電話統合機能を利用する場合は、LCS Telephony CALやPBXゲートウェイ装置が必要になる。同CALの推定小売価格は、中小規模向けのOpen Businessライセンスの場合で5900円（1CAL）程度になるという。 ■ ＵＲＬ マイクロソフト株式会社 http://www.microsoft.com/japan/ プレスリリース http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2386
（ 石井 一志 ）
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